恋愛のつづき。

いくつかの恋愛をして結婚したノリエ。果たして結婚は恋愛のつづきなのか、それとも・・・。



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プロフィール

Author:ノリエ
♪訪問ありがとうございます♪

★2005年2月に結婚しました★
●2007年11月に娘を出産しました●
結婚生活と恋愛についてを綴ります。

私【ノリエ】39歳 
夫【ジョン】41歳
娘【キラ】4歳

★過去日記はこちら
★ノリエにメールする。
★ミクシィにもいます!

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あと一点
日曜日にダンスの試合があった。
この試合が終わったら、次の試合は4月になる。
それまでに、子供をつくるつもりでいるから、4月の試合は出られないかもしれない。
そうしたら今回が最後の試合ということになる。

という割には、ちゃんと練習できていなかった。
仕事が長引いてなかなか練習にいけなかった。
今回も予選で落ちてしまって仕方がない。
私は衣装も新調して最後の試合を楽しむことにした。



予想に反して、3回勝ち抜き、準決勝まであがることができた。
しかし、決勝まではいけなかった。

あと1点取れれば・・・と言うところで、敗退してしまった。
決勝に残れば昇級できていたのに。
しかしこういう時にこそ練習不足がでるものなのだ。

さすがに悔しかった。
ダンスを辞める前に昇級したかった。

先生は、「ギリギリで受かるより、次で優勝狙おう!」と言ってくれた。
次があるのなら、、、。



この時期に来年の選手登録をするかどうか決める。
私は、相変わらず迷っていた。

登録しても来年は試合に出られるかどうか分からない。
だとしたら辞めておいた方がいいのか。
しかし、試合直前にまた迷うくらいなら、一応登録して出場するつもりで頑張って行った方がいいのか。

「登録しよう」
私の迷いを見越してタニさんが言った。

これまで、周りに言われてなんとなく試合に出ていたタニさんがそんな風に言うとは意外だった。
タニさんにそう言われたから、そうするというのではなくて、やっぱり自分で決めなくてはいけない。
しかし、タニさんの言葉は、私の気持ちを軽くした。

もしも突然出場できなくなっても、それまで練習してきたことは決して無駄になったりはしないのだ。

私は来年も選手登録をすることにした。

もしも子供ができなかったら、来年また試合に出られる。
そのことでなんとなく気持ちが落ち着いたような気がする。

今回の試合で出来なかった部分をまた頑張ってやっていこうと思う。


勝負欲
ダンスの試合に出るのは一年ぶりだった。衣装を選んでメイクをして髪をアップにすると気持ちが引き締まった。
心地よい緊張感を胸に私は会場へ向かった。

実は試合に出るのは、今回とあともう一回で最後にしようと思っている。
それでダンスとはきっぱり別れようとも思っていないが、これ以上試合に出るために避妊するような生活を続けたくはない。
毎回、出場するかしないかと悩むのもイヤだ。
それに振り回されるパートナーのタニさんも迷惑だと思う。

私とカップル解消すれば、新しいパートナーを探す機会もあるだろう。

だが試合に出ずに誰とも組まずにサークル活動を続けるのは厳しい。
今はサークルの男女比が均等が取れているため、一緒に組む人がいないと練習がしづらいのだ。
それでも、ダンスを辞めたら体がなまるだろうから、続けようとは思っている。

その代わり、今回と次回の大会はベストを尽くしてどうにか昇級したいと思っている。



試合が始まると不思議なほど緊張はしていなかった。
10人ほどのサークルの仲間と応援席で応援するのも、フロアで順番待ちをするのも、久しぶりで楽しかった。

タニさんは緊張していたが、私はリラックスできて良く体が動いたような気がする。

しかし、結果は午前中は一次予選落ち、午後が三次予選落ちと散々なものだった。

理由は分かっていた。練習不足だ。
週一回は必ず練習に参加していたけれど、試合に出るには週に一度じゃ少ない。
だが私とタニさんは休みが合わないので、それ以上練習するのは難しい。
加えて試合直前に、新しいステップを増やしたのだ。試合に向けて調整したつもりだったが、躍り込んではいなかったのだろう。

タニさんは、ひどく残念がっていたが、私は会場で踊れることや、皆と応援しながら過ごせたことが楽しくて、そこまで残念ではなかった。
もともと、自分がどういうダンスをしたかとか、上手い人のダンスには興味があるが、勝ち残ることにはあまり興味がない。
ついでに自分の好きなダンスをする人が1位でも10位でも気にしない。その人のダンスを見られただけで満足なのだ。

タニさんは、ジャッジに対する不満をもらしていたが、どんなジャッジでも認めてもらえるくらい上手くなるしか道はないんじゃないかと思う。
それには練習するしかない。

勝ち負けに拘らない私でもさすがに試合のあとは「もっと練習がしたい」切実に思う。



今回は残念ながら、サークルの他のメンバーも成績が良くなかった。
いつもは、祝賀会として飲みにいくのだが、今回は残念会として食事に行った。
食事をしながら、今日の反省会をした。

さて、次回は11月である。
今のところこれを最後の試合と考えている。

勝負欲がない私だが、悔いのないように練習して結果を出したいと思っている。


試合に出よう!
ダンスの試合に出るかどうか迷っていた
試合に出るためには子作りを中断しなければならないからだ。

悩んだ末に、私は結局ジョンに相談した。
「ダンスの試合に出ようとかと思うんだけど、突然子供ができたら出られないから、迷っている」
ジョンはあっさりと、「じゃあ子供ができるようなことをしなければいいね」と試合に出ることを応援してくれた。

私は、子作りを中断して趣味を優先することに少しの罪悪感を持っていたのだが、ジョンがそれを払拭してくれた。
迷っていた私の背中をポンと押してくれたのだ。

私は、9月の終わりまで子作りを中断して、ダンスの試合に出ることにした。



8月の半ばまでに試合の申し込みをしなければならなかった。

パートナーのタニさんは、ギリギリまで私の返事を待ってくれるということだった。私が試合に出ると決めるのなら、それに合わせると言ってくれた。

8月のはじめに試合に出ることを決めてダンスの先生に相談したが、ひとつ問題が起きてしまった。

実は昨年選手登録を抹消してしまったのだ。
再登録までに少し時間がかかるという。試合の申し込みまでに選手登録がされていなければ、試合には出られない。

登録がなくても出られる試合もあるが、それでは私達が目指していた級を取ることができない。
「一度しか試合にでないのなら、登録をしなくてもいいのでは?」
登録をするにはお金がかかる。11月にも試合があり、それに出られるのなら登録は無駄にはならないが、9月だけなら、登録しないで試合に出る方を先生にも勧められた。

正直、私にとってはその方が気が楽だ。

11月の試合に必ず出ると私には言えない。9月までなら頑張って避妊をするが11月までとなるとちょっと厳しい。休みが確実に取れるかどうかも分からない。そこでまた迷ってしまった。

しかしタニさんは「せっかく練習しているのだから級をとるために頑張りたい」という。
「11月のことは、また考えるとして、今回だけでも登録をしよう」
彼がこんなにはっきりと意思表示をしたことは今までない。
試合も「片桐さんにまかせる」「べつに出てもいいけど」そんな態度を取っていた彼である。
しかし、せっかく順調に昇級してきたのだから、頑張りたいということなのだろう。

「じゃあ、選手登録をしよう」
私は、タニさんの勢いに押される形でそう言った。
私達は選手登録と試合の申し込み用紙に記入して提出した。

「申請中と書いて」と先生に言われた。どうにか選手登録は間に合うだろうということだった。

試合まであと1ヶ月弱、練習に励むことになる。


次の試合
社交ダンスの次の試合が9月にある。
そろそろ出場するかどうか決めなければならない。だが私は迷っている。

一緒のサークルのメンバーは、
「せっかく練習しているんだから出ようよ!」と言ってくれている。
だが、私はあまり乗り気ではない。
9月までに子供ができたら、出場を中止しなければならないからだ。

昨年の11月に同じような状況があった。
妊娠がわかったのは試合の3週間前。それまで頑張って練習をしてきたのだが、私出場中止を決めて、練習を見てくれた先生やタニさんに頭をさげた。
あの時は、本当に予期せぬことだったので、私も仕方がなかったと思っている。

しかし、あの時と今では状況が違う。
結婚していたし子供ができてもいいとは思っていたが、正直望んでいたわけではないし、消極的な避妊(というのも変だが)もしていた。
だが、今は積極的に子づくりをしていると言ってもいい。いつ出来てもおかしくないし、むしろそれを望んでいる。

試合までは避妊するということが出来ないわけではないが、避妊は気がすすまない。できたらなるべく早く子供が欲しいのだ。
あせっているわけでもないのだが、9月までの3回の排卵日が何だかもったいなく感じる。

一緒に組んでいるタニさんは、「突然だめになったら、それはそれでしょうがないよ」と言ってくれた。
サークルの人がいうように「せっかく練習をしているのだったら」と言うのもよくわかる。
目標もなく練習するのと、試合に向けて練習をするのではテンションが全くちがうのだ。
年に何回かは、そういう目標を持って練習するべきだとも思う。
それに、皆で試合会場に行って応援したりされたり、終わってから打ち上げに行ったり、そういうのも楽しい。
4月に応援に行ったときに、出場している仲間が本当にうらやましかった。
子供が出来る前に出来る限り試合にも出ておきたい気持ちもある。

だが、試合にかけるということはそれなりに犠牲にするものもある。妊娠前にやっておきたいということもダンスだけではない。
毎週自分の休みを空けなければならない。友達との予定もうかつに入れられない。
私にはもともと勝負魂というものがないので、練習はいける時に行って、ただ長く続ける方が楽なのだ。

そして、もし妊娠したら直前のキャンセル。
選手登録料の4500円と出場料の1500円が無駄になる。
お金も痛いが、皆に迷惑をかけるという気持ちが強くなると私自身がやりきれなくなってしまう。

「まだ時間があるから、考えて」とタニさんは言う。

試合に出て練習に励みたい気持ち。
ダンス以外のことも同時にやりたい気持ち。
直前キャンセルの罪悪感。

私はどうしたら良いかわからない。


戻るべき場所
1月中にダンスサークルへの復帰を果たすことができた。



約2ヶ月半ぶりにダンスの会場にいくと、ダンスのサークルの皆がちょっとビックリした後、笑顔で迎えてくれた。

久しぶりのダンスは、体がついていくか不安だったが、新しくメニューに加わったストレッチ体操から始めたこともあり、練習についていくことができた。

体を動かすのは気持ちがよかった。
安静生活からの復帰は、ただ歩いたり家事をしただけで運動はいっさいやっていない。
だから柔軟体操でのあまりの体の固さにはびっくりしたが、体を伸ばしたり汗をかいて飛び跳ねるのは、体の中からスッキリするような気がした。

先生も、「実は休んでたんじゃなくて、こっそり練習してたんじゃないの?」というくらい、ダンスの技術も衰えていないことが分かってホッとした。

残念ながら、いつも組んで踊っていたタニさんは仕事で来られないようだった。

「片桐さんが来ないからタニさんが、寂しがっていたよ」と他のメンバーに言われて、タニさんが本当に寂しがっていたとも思わなかったが、私は「ここに戻ってきても良かったんだ」とどこかでホッとしていた。
子供が産まれたら、もう戻って来れないかもしれなかった場所。

仕事復帰の時も思ったが、戻れる場所があるというのはいいなぁと思った。

もともとすごくやりたくて始めたダンスではなかった。失恋から立ち直るために無理矢理行き場所をつくったようなものだった。
だけど、何年も続けた結果、ここは私の大切な場所になった。

ダンスを踊れることが楽しい、健康であることが嬉しい。
戻るべき場所があることがありがたい。
そんな思いで胸がいっぱいになった。
続けてきて良かったとそう思った。



練習が終わった後、タニさんに復帰したことをメールで知らせた。

「身体はもう大丈夫?来週が楽しみだ」というメールが返ってきた。

週に一度、ダンスに通う日常に戻ってきた。


ダンスサークルへの報告
妊娠が分かり、ダンスを休むことになった。
試合を控えていたので、欠場することとサークルをしばらく休むことをダンスを組んで踊っているタニさんと、サークルの先生や仲間に伝えなければならない。

しかし、妊娠初期というのはあまり他の人に言う時期ではない。
今後どうなるか分からないからである。
新婚の私が「具合が悪い」と言えば、分かってくれる可能性はあるが、下手に心配をさせてしまう結果にもなりかねない。
ダンスの先生には大変お世話になっており、きちんと連絡をしなければいけないと思っていたが、どう話すか迷っていた。

私はとりあえず、タニさんに電話をした。
しかし、何度かけてもつながらないので、諦めてメールをした。
妊娠したことについては触れずに、試合に出場できないということと、練習にいけないということを伝え、また電話しますと送った。

次の日の夜、タニさんから連絡があった。
タニさんとは2年くらい一緒にダンスを組んで踊っており、練習の帰りには送ってもらうことがほとんで割と親しくしている方だと考えていた。
だから、タニさんには妊娠したと告げるつもりでいた。

だが、電話がつながると、
「サークルへは自分がいくから、皆に伝えておく言葉を考えておいて」と一方的に言われて、電話を切られそうになった。
私が試合に出られない理由を訊く気はないようだった。
私から「妊娠したから」と告げると、「おめでとう」とは、言われたが、
「だからなに?」と言うような態度である。
私は「サークルの皆にどう伝えたらいいか迷っている」と相談したのだが、
「そんなの考えることない」とあまり話が通じない。

どうやら、タニさんは「妊娠初期はまわりにあまり言わない」ということを知らなかったようなのだ。
私も、それは自分で決めることだと思ったのでそのまま電話を切った。

サークルメンバーにタニさんから伝えてくれるのは、正直助かったが、どう伝えるかは本当に迷った。
妊娠が継続できるかどうか、微妙な時期でもあったからだ。
迷ったすえ、「子供ができたのでしばらくダンスお休みします」と本当のことを告げた。

試合の日に動くことが出来たら応援に行こうと思った。

しかし、結局試合の日まで起きあがれるようにはならなかった。
応援メールは送ったが、直接話をする機会もないままになってしまった。
サークル活動なんてそんなものなのかもしれなかったが、このままフェイドアウトのようになってしまうのも、なんだか後味が悪かった。

せめて忘年会でも顔を出せたら良いが、今の状態では難しいかもしれない。
落ち着いたら一度、挨拶に顔を出そうと思っている。



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